屋根の修理を促す訪問営業にご注意を
ここ数年、屋根修理を促す訪問営業が多発しておりますのでご注意願います。
弊社のお客様からも非常に沢山の方からご連絡をいただいております。
その中でもこんな事を言われた事例を出してみますので、
ご参考になさってください。
①近くに現場があって、足場から屋根を見たら屋根が剥がれていたので言いに来た。(一番よくあるパターンですね。これを言われたお客様宅近隣を何件か回ってみましたが屋根が見れる足場がかかっている所見たことありません。)
この言い回しの後、よくある言葉は、お抱えの工事屋さんに依頼した方が良いと、その後一週間後位にまた来て、修理する所ないならうちでやりますよ、と
②近くの現場があって屋根を見てたら壊れている箇所を見つけたので言いに来た。
①とほぼ同じケースです。また、後で来る可能性大だと思います。
③屋根の棟板金の釘が抜けている。屋根に自分で上がって止められるのなら釘を置いていく。
(これは最近聞いたお話です。以前とはちょっと違った言い回しですが、どう考えても一般のお客様が屋根に上って釘を止めることは不可能です。聞いたお客様の屋根勾配職人さんでもビビるくらいの勾配でした。
恐らくこの後工事を促す営業が来るのではないかと思います。)
④棟瓦が崩れているので屋根に上がってみてあげる。
(お客様は心配になり、その方に上がってもらったら・・・
棟の一部を恐らく蹴とばして写真を撮った画像を見せて修理を促しました。)自分たちが見ると、非常に不自然に一部分だけが崩れていたので怪しい旨を伝え、川木建設で棟瓦の修理をしました。
基本的に訪問営業の方に屋根に上がってもらうことはNGです。
あの手この手の方法で恐怖心を煽り、工事をさせ、酷い方は法外な料金を取っていくそうです。
コロニアルで20年程度経っている現場は、大抵棟板金を止める釘が抜けだしてきます。ビスとかよりも引き抜きが弱いので、抜けてきてしまったり、板金を止めるための下地材が雨水により劣化し、釘が抜けやすくなります。
職人さんはその旨を知っているので、ある程度の年数が経てば釘が抜けているだろうと思い、声掛けするのではないのでしょうか。
瓦も棟瓦部分の漆喰が剥がれていたり、棟を固定する針金が切れていると、やりどきだと言い修理を促したりします。
どちらの屋根材の時も風が吹いたときに落下して危険とか、恐怖心をあおって修理を促すことが多いです。
修理が必要な緊急性があるのであれば仕方ないかと思いますが、
今まで確認した現場はまず、緊急性がないケースばかりです。
もしお客様のご自宅に修理の訪問営業が来られた時には、
「ウチにはお抱えの工事店がいるの」と言って追い返してください。
それでも心配な場合は川木建設にご相談ください。
状況を確認させていただき、丁寧なご説明とご提案をさせていただきます。