省エネ&快適な住まいは屋根次第
省エネで快適な住まいを手に入れるために屋根材はとても重要な要素を担っています。
直射日光・雨・風・雪の影響を直に受ける屋根は、その耐久性に関して特に注意が必要です。これらの要因は屋根材や屋根構造に対して様々な影響を与える可能性があります。
特に直射日光は、屋根の劣化を促進させる一番の要因で真夏には屋根表面の温度が80℃に達することもあります。
適切な屋根材や屋根塗料を選ぶことで、日光からの保護を強化できます。
雨は、屋根の防水性能が必要とされる要因の1つです。屋根が十分な防水性を持っていない場合、雨漏りのリスクが高まります。定期的な点検とメンテナンスが重要です。
風や雪の影響は、地域によって異なりますが、強風や積雪地域では屋根の強度が求められます。
適切な屋根構造や補強が必要かもしれません。
屋根の耐久性を確保するために、適切な材料の選択が不可欠です。
古くなってきた屋根に対して屋根塗装を施すか、もしくは葺き替え工事を実施するかお悩みの方もいると思います。
というわけで今回は、省エネ・快適な住まいという観点で「遮熱塗料による塗装」と「ガルバリウムによる葺き替え」を様々な観点で比較していきましょう。
遮熱塗料とガルバリウム鋼板の比較
比較項目 | 遮熱塗料 | ガルバリウム鋼板 |
---|---|---|
屋根の表面温度 | 一般的な屋根より約7℃低減 | 一般的な屋根より最大15℃低減 |
耐用年数 | 約10年間 | 約20年間 |
工事費用の目安 | 120万円~30坪程度の一般的な住宅 | 200万円~30坪程度の一般的な住宅 |
工事にかかる期間 | 1週間程度 | 10日間程度 |
遮熱塗料の特徴/シャネツロック ルーフsi
太陽光の中でも熱に変わりやすいのが近赤外線であり、シャネツロックルーフSiはその近赤外線領域を効率的に反射し、屋内の温度上昇を抑制、快適な居住環境を実現します。また夏季冷房消費電力が低減でき、省エネにも貢献します!
遮熱性
太陽から放射される近赤外線領域を効率的に反射し塗膜表面温度の上昇を抑制、ひいては、室内温度の上昇を緩和します。また、上塗りで十分に反射しきれなかった赤外線は専用のシーラープライマーが反射を補い、W反射効果でより一層遮熱効果を発揮します。
高耐候性
特殊三元ハイブリッド型アクリルシリコン樹脂の緻密な架橋によって、耐久性を発揮します。
低汚染性
汚れの付着は遮熱効果の低下につながります。
シャネツロックルーフSiはすぐれた低汚染性を長期間遮熱性を維持します。
ガルバリウム鋼板屋根の特徴 / アイジールーフ『スーパーガルテクト』
アイジールーフ『スーパーガルテクト』は、屋根材と断熱材をひとつにした独⾃の材料構成により、軽量で抜群に優れた遮熱性・断熱性を発揮する⾦属屋根材です。表⾯材に『超⾼耐久ガルバ』を採⽤し、⽳あき25年保証と沿岸地域への保証範囲も充実。耐久性にも優れ、沿岸地域でも安⼼してお使いいただけます。
耐久性
「超高耐久ガルバ」とは、「2%マグネシウム-55%アルミニウム-亜鉛合⾦めっき鋼板」です。ガルバリウム鋼板(55% アルミニウム-亜鉛合⾦めっき鋼板)にマグネシウムを2%添加することにより、めっき層を強化しました。『超高耐久ガルバ』はガルバリウム鋼板に⽐べ、3倍超※1の寿命が期待できます。
遮熱・断熱のダブルパワー
表面塗装の「遮熱性フッ素樹脂塗装/遮熱性ポリエステル樹脂塗装」により、大きな遮熱効果が発揮できます。太陽光の中には様々な波長の光が含まれていますが、その中には、熱エネルギーに変換されやすい赤外線が約50%含まれています。
遮熱性塗装は赤外線を反射する効果が大きい着色顔料を使用しているので、日射による屋根表面の温度上昇を抑制します。
軽い金属屋根で安全・安心
アイジールーフは1㎡あたり5.0kgと超軽量のため、建物にかかる負担が軽減されます。
屋根は建物の一番上部に位置していますので、この屋根が重ければ重いほど柱やはりにかかる負担は大きくなります。