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コラム

こんにちは。
高齢者や身体障がい者が自宅で安全に暮らすためには、バリアフリー環境の整備が欠かせません。
日常生活でつまずきやすい段差や、移動に不便な通路、使いにくい設備があると、転倒やケガのリスクが高まります。
そのため、バリアフリーリフォームを通じて住環境を改善することが大切です。この記事では、具体的な改修ポイントと介護保険の補助制度について紹介いたします。

 

バリアフリーリフォームを検討すべき設備

 

1. 段差改修

自宅内の段差は、特に高齢者や歩行に障がいのある方にとって、大きな障害となります。
玄関の出入口や廊下、部屋の境目などに段差がある場合は、フラットな床にするか、スロープを設置することが推奨されます。段差の解消により、歩行や車椅子での移動がしやすくなります。

 

2. 手すりの設置

手すりは、立ち上がりや歩行時の支えとしてとても有効です。
階段や廊下、トイレ、浴室など転倒のリスクが高い場所に設置することで、安全性が向上します。
特に浴室やトイレでは、濡れて滑りやすい床での転倒防止に大きな効果を発揮します。

 

3. トイレの改修

トイレの改修としては、洋式便器への交換や手すりの設置が一般的です。
和式便器は、腰や膝に負担がかかりやすいため、洋式便器に変更することで、立ち座りが楽になります。
また、便座の高さを調整したり、電動で昇降するタイプの便座を導入することも検討する価値があります。

 

4. 浴室の改修

浴室は滑りやすい環境であるため、安全対策が特に重要です。床材を滑りにくいものに変更する、浴槽の高さを低くする、シャワーチェアを設置するなどのリフォームが考えられます。さらに、手すりの追加や、開き戸を引き戸に変更することも有効です。引き戸は片手でも開閉がしやすく、車椅子での利用もしやすい設計です。

 

介護保険による住宅改修の補助制度

介護保険では要介護認定を受けた方を対象に、住宅改修費用の一部を補助する制度があります。
この制度を利用することで、最大で20万円までの改修費用が補助されます。負担を軽減しながら、必要なバリアフリーリフォームを行うことができるため、大変有用な制度です。

 

補助対象となるリフォームの例

段差の解消:玄関や室内の段差をフラットにする工事。
手すりの設置:階段、廊下、トイレ、浴室などへの手すり設置。
トイレの改修:和式便器から洋式便器への変更。
浴室の改修:滑りにくい床材への変更や手すりの追加。
引き戸への変更:ドアの開閉が楽になるように、開き戸から引き戸に変更。

 

リフォームの効果的な進め方

バリアフリーリフォームを成功させるためには、単に物理的な改修を施すだけではなく、住まい手の生活習慣や動線に十分配慮した設計を行うことが肝心です。
たとえば、手すりを設置する際には、利用者の動作に適した高さや位置で設置されているかを確認することが不可欠です。
また、トイレや浴室の改修では、将来的にさらなる介護が必要になる可能性も視野に入れ、介護者にとっても使いやすい設計を考慮することが望まれます。

リフォームは一度行って終わりというものではなく、利用者の状態やニーズの変化に応じて、定期的に見直すことが求められます。
そのため、リフォーム後も専門家との継続的な相談を続けることが、住環境を最適な状態に保つためのカギとなるでしょう。

 

リフォームの「未来予測」を取り入れる

バリアフリーリフォームを進める際には、現在のニーズに応えるだけでなく未来を見据えた「予測的設計」を取り入れることが重要です。
例えば、今は軽度の介護が必要な状況でも、将来的にはさらに高度な介護が必要になる可能性があるため、それを見越した準備をしておくと後々の負担が軽減されます。これは、手すりの設置や浴室改修だけでなく、家全体のレイアウトや設備の選定においても重要な視点です。

また技術の進歩により、将来的にはリフォームの選択肢も広がる可能性があります。例えば、自動化された介護補助機器やIoTを活用したスマートホーム技術の導入など、今後の技術革新を見据えた柔軟な設計も考慮してみる価値があるでしょう。このように、バリアフリーリフォームは、現在の利便性だけでなく、未来の快適さも見据えた計画を立てることが、長期的な満足度を高めるポイントとなります。

 
バリアフリーリフォームをご検討の際は、川木建設へお気軽にご相談下さい。
介護される方もする方も、安心して暮らせる環境を実現するリフォームをご提案いたします。

川木建設リフォームチーム TEL 0120-180-296