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コラム

最近、大きな地震が各地で頻発しています。

首都直下地震や南海トラフ巨大地震など、今後発生が予測されている地震も多く、「うちの家は本当に大丈夫だろうか」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

とくに【2000年(平成12年)以前に建てられた住宅】にお住まいの方は、まず耐震診断を受けることをおすすめします。

実は、2000年以前の建物は、現行の耐震基準を満たしていない可能性が高いため、倒壊や大きな損傷を受けるリスクがあるのです。

 

耐震基準はいつ変わった?あなたの家はどの基準?

 

日本の耐震基準は、建築基準法の改正によって次の3つに分けられます。

•旧耐震基準(〜1981年5月)
•新耐震基準(1981年6月〜2000年5月)
•現行耐震基準(2000年6月以降)

とくに「旧耐震基準」で建てられた住宅は、震度6強クラスの地震で倒壊のリスクが非常に高いため注意が必要です。
 

熊本地震で明らかになった“耐震性能の差”

 
2016年の熊本地震では、旧耐震基準の住宅の約46%が倒壊または大破するという深刻な被害が報告されました。
さらに、新耐震基準の住宅でも約20%が倒壊・大破。対して、2000年以降の現行基準の住宅では、60%以上が無被害という結果に。
このデータからも、「現行耐震基準の住宅の安全性の高さ」と「旧耐震住宅の危険性」がよくわかります。
 

自宅の耐震性に不安があるなら、まずは診断を

 
住宅の耐震性能を高めることで、命や財産を守れるだけでなく、地震後も住み続けられる住まいにすることができます。

「うちの家、築年数がだいぶ経っているけど大丈夫かな…?」
そんな不安を感じたら、まずは耐震診断を受けてみましょう。
 

耐震診断とは?

 

耐震診断では、住宅が震度6強程度の揺れに耐えられるかを専門家が調査します。
診断は、屋根裏や床下、壁、基礎などを目視・計測し、構造的な強度を評価します。

その結果は「上部構造評点」という数値で示されます。

•1.5以上:倒壊しない
•1.0〜1.5未満:一応倒壊しない
•0.7〜1.0未満:倒壊する可能性がある
•0.7未満:倒壊する可能性が高い

特に0.7未満の場合は、早急な耐震補強が必要です。
 

耐震リフォームでできること

 
耐震リフォームでは、以下のような方法で建物を補強します:

•筋かいを追加して、壁の強度を高める
•強い耐力壁を増設する
•柱や梁の接合部に金物を追加する
•基礎の補強・新設

こうした補強により、建物全体の耐震性が格段に向上します。
 

耐震リフォームの費用と補助金

 
木造2階建て住宅の耐震リフォームの費用は、おおよそ100〜150万円程度が一般的です。
内容や住宅の状態によって異なりますが、190万円以下で施工できるケースが半数以上を占めています。

また、多くの自治体で補助金制度が利用可能です。
補助金の内容や対象条件は地域によって異なりますので、お住まいの市区町村にご確認ください。
 

耐震診断は、安心な暮らしへの第一歩

 
地震はいつ起きるかわかりません。
だからこそ、「何も起きていない今」のうちに、自宅の耐震性能をチェックしておくことがとても大切です。

大切な家族を守るために、そして災害後も安心して暮らすために——
まずは、無料相談や耐震診断からはじめてみませんか?

 
耐震診断、耐震リフォームをご検討の際は、川木建設へお気軽にご相談下さい。
地震に強い住まいで、安心・安全な暮らしを実現するリフォームをご提案いたします。

川木建設リフォームチーム TEL 0120-180-296