
はじめに
「便スキャン」って何?本当に信頼できるの?
健康管理ができる便器として話題になっているTOTOの「便スキャン」という機能は、本当に役に立つのでしょうか?
便は健康を把握する重要なパラメーターとしても知られています。しかし便の状態を確認する人は多くても、毎日記録する人はほとんどいません。そこに目を付けたTOTOは、医学的見識やモニターなど、多くのデータを集めて「便スキャン」という機能を開発しました。
この記事を読めば、TOTOが公開した最新の「便スキャン機能」で何ができるのか、どのような場面で役立つのかが分かります。また、価格や設置の注意点もまとめて解説しています。
健康管理に興味がある人や、ご家族の体調を見守りたい方、便スキャンでよりよい健康ライフを継続してみたい方は是非参考にしてください。
1)便スキャンの仕組み
1-1)便スキャンとは
1-2)LEDセンサーで便をスキャン
1-3)アプリ連携でデータを記録
1-4)データに基づいてアプリがコメント
2)便スキャンの測定方法
2-1)便の「形」
2-2)便の「量」
2-3)便の「色」
3)便スキャンで何がわかる?(健康面のメリット)
3-1)腸のコンディションが“見える化”される
3-2)生活習慣の改善ポイントが見つかる
3-3)不調のサインを知ることができる
4)便スキャンの操作とお手入れ
4-1)便スキャンの初期設定と操作
4-2)ウェルネスアプリの使い方
4-3)お手入れ
5)便スキャンの注意点
5-1)医療診断ではなく健康チェックの目安
5-2)スマホアプリ使用環境が前提
5-3)設置の注意点
6)便スキャンの価格と設置方法
6-1)便スキャンは便器一体型
6-2)TOTOネオレストの特徴
6-3)ネオレストの価格相場
6-4)ネオレスト設置の費用
7)便スキャンはこんな人におすすめ!
7-1)毎日の健康管理を手軽にしたい人
7-2)お腹の調子が気になる人
7-3)病気や高齢の家族がいる
8)まとめ
1)便スキャンの仕組み

便スキャンが本当に役に立つのかどうかを知るためにはスキャン機能の仕組みやデータの管理方法を知る必要があります。
まずは便のスキャンがどのように便をスキャンしてデータをまとめていくのかを確認しておきましょう。
1-1)便スキャンとは
初めに、便スキャンの概要について確認しておきましょう。
便スキャンはTOTOネオレストに搭載された「自動で便をスキャンし記録する機能」のことです。搭載されている商品は以下の機種になります。(2025年12月現在)
ネオレストLS-W:TCF(CES)9970系
ネオレストAS-W:TCF(CES)9930系
TOTOは便と健康の関係性を調査・研究し、モニターを介して個人差についてもデータを集めてスキャン機能を開発していきました。
便スキャン機能は大きく分けて3つの工程を経て、健康管理に役立てることができます。
3段階で健康管理
- センサーで便をスキャン
- アプリ連携でデータを記録
- データに基づいてアプリがコメント
このように便スキャンはセンサー技術とデータ管理を組み合わせることで、利用者が意識しなくても腸の状態を把握できるように設計されています。
1-2)LEDセンサーで便をスキャン
TOTOの便スキャンは、便器の内部にある小さなLEDセンサーを使って便の状態を読み取ります。
便が落ちる瞬間にLEDの光を当て、反射の変化から「形」「色」「量」を判断する仕組みです。
カメラで撮影するのではなく、光の反射だけを使うため、トイレを普通に使っているだけで自然とデータが取れるのが特徴です。これはデータの正確さだけではなく、あえて画像を残さないことでプライバシーへの配慮も行っています。
1-3)アプリ連携でデータを記録
便スキャンで読み取られたデータはTOTOの専用アプリ「TOTOウェルネス」とスマートフォンをペアリングすることでデータを受け取ることができるようになります。複数人登録にも対応しているため、家族全員で利用することも可能です。
便スキャンの基本手順
手順1:スマートフォンと便スキャンをペアリング
手順2:トイレのリモコンまたはアプリ認証で使用者を特定
手順3:便座に座ると便スキャンが測定開始。立ち上がると自動で計測終了
手順4:計測終了後、アプリでデータを確認
記録されるデータは、「形」「量」「色」といった基本情報に加え、過去との比較データや、変動の傾向なども確認できます。
日ごとの体調変化や、食事・生活習慣との関係性もグラフで視覚化され、変化や異常に気づきやすくなることが特徴です。
便スキャンのデータはアプリと連携することで、自分の健康状態を「見える化」し、毎日の体調管理をより手軽で続けやすいものにしてくれます。
1-4)データに基づいてアプリがコメント
便スキャンで読み取られた「形・量・色」のデータは、TOTOウェルネスアプリに送られ、アプリ側で分析し、リコメンドやレポートを表示してくれます。
①リコメンド
リコメンドハとは「おすすめの情報」のことで、便スキャンが計測したデータをもとに、ユーザーが気軽に行動を起こすための情報を表示してくれます。
「毎晩7時間の睡眠をとることを意識しましょう」のように簡潔なアドバイスに加え、その根拠となる理由やどのように休むと良いか、何を食べると良いかなどの詳細な情報も表示してくれます。
➁レポート
1週間分または1ヶ月分のデータを分析した結果を表示してくれます。
週次レポート(毎週日曜日)と月次レポート(毎月1日)と、週単位、月単位で情報を更新していきます。
レポートにも便の「形」「量」「色」に関する傾向をわかりやすく教えてくれます。
このように継続的なユーザーは“なんとなく調子が悪い”ではなく、便の記録を通して 具体的に体調の変化に気づけるようになります。
データが蓄積されていくことで、「イベントや緊張が続くと体調が崩れやすい」のような傾向が見えやすくなります。自分の体のリズムや傾向が分かることで、毎日の健康管理がぐっと楽になります。
次の章では、このアプリを通じて得られるデータがどのように健康管理に役立つのか、さらに詳しく解説していきます。
2)便スキャンの測定方法
便スキャンの全体的な機能が分かったところで、次は便スキャンが得た情報から便をどのように評価しているのか確認してみましょう。
2-1)便の「形」
TOTOの便スキャンは医療現場でも使われている「ブリストルスケール」をもとに便の形を判定します。
ブリストルスケールは、便の硬さや形を7段階で分類した国際的な評価基準で、腸内環境の状態を判断する際に広く使われています。
ブリストルスケール 7段階
- コロコロの硬い便(ウサギの糞のよう)
- ゴツゴツして固まりのある便
- 表面がひび割れたソーセージ状の便
- 滑らかで柔らかいソーセージ状の便
- はっきりした柔らかい塊がいくつかある便
- どろっとした不定形の便
- 水のような完全な下痢状の便
・硬く乾燥している
・便秘のサイン
・大きく硬いかたまり
・強い便秘傾向
・やや硬めだが通りやすい
・正常範囲の便
・理想的で最も健康的とされる便
・水分バランスが良い
・少し軟らかい
・食物繊維不足の傾向
・軟便
・軽い下痢、腸が敏感な状態
・固形物がほぼない
・急性的な下痢、不調のサイン
便スキャンでは、LEDの光を当てたときの反射の変化により、便がブリストルスケールのどれに該当するのか、形状の判定を行います。
2-2)便の「量」
便スキャンでは、便器内に落ちた便にLED光を当てた際の反射量の変化を読み取り、便の量を推測することができます。
便スキャンでは「何グラムなのか」という正確な重さではなく、量を3段階に分けてどれに当てはまるかという評価を行います。
【便スキャン量の基準】
量の基準①:少(100g未満)
量の基準➁:中(100g〜300g)
量の基準③:多(300g以上)
医療機関の栄養指導などで使われる“便量の一般目安”を参考に健康への影響を判断する仕組みです。
2-3)便の「色」
便の色は、腸内環境や胆汁の量、食事内容によって変化しやすく、健康の“見えるサイン”のひとつです。
便スキャンでは、映像として撮影しない代わりに、LED光を当てたときの明るさ(反射光の色度)を測ることで便の色を3つに分類して判定を行います。
便スキャンの色の基準
色の基準①:明るい黄土色
水分が多い、いわゆる「緩い便」に多い色。
色の基準➁:通常の茶色
もっとも標準的とされる色。
色の基準③:濃い茶色
水分量が少なく硬い物や腸内に長くとどまっている便に多い色。
便の色の基準は、医療現場でも使われる便色の一般的な評価基準(胆汁の量や腸の通過時間の違いによる分類)を参考に、光学センサーで明度を判定しています。そのため血の付いた便や黒色便など、3分類以外の判定を行うことは出来ません。病気の発見ではなく、日常的な便の健康状態を前提としています。
3)便スキャンで何がわかる?(健康面のメリット)
3-1) 腸のコンディションが“見える化”される
便の形・色・量は、腸の状態を知るための大切なサインです。
とくに形については、医療現場でも使われている ブリストルスケール を基準にしているため、毎日の記録が“根拠あるデータ”として残ります。
便の記録例
・ブリストル1・2(コロコロで硬い):水分不足・食物繊維不足の可能性
・ブリストル6・7(柔らかい・下痢状):腸の不調、ストレス、食あたり、薬の影響など
こうした変化が毎日グラフになっていくため、自分の腸のリズムがつかみやすくなります。
「なんとなく最近調子が悪い」という曖昧な感覚が、“見えるデータ”として確認できるようになるのが大きなメリットです。
3-2) 生活習慣の改善ポイントが見つかる
便スキャンで便の形・量・色が自動で記録されることで、生活習慣の何が影響しているかを振り返りやすくなります。
便と生活習慣の影響例
・量が少ない日が続く → 食物繊維や水分が不足しているかも
・色が濃い日ばかり → 水分不足・肉食中心の食事が続いていないか
・柔らかい便の日が多い → ストレスや腸内環境の乱れの可能性
こうした変化に気づけると、毎日習慣を整えるヒントになります。
自分で手書きの記録をつけるのは大変ですが、便スキャンなら“座るだけで記録”されるため、無理なく続けられる点も大きな利点です。
3-3) 不調のサインを知ることができる
便は、体調の変化がもっとも早く出るサインのひとつですが、多くの人は、気づいても記録や振り返る習慣がありません。
便スキャンによって毎日自動でデータが残るようになると、便と体調の関係性が分かってくるようになります。便の変化を知ることで早期に体調の変化に気付き、悪化する前に対策することができます。
便の変化と気づきの例
・ストレスが溜まっている
→ 休息を取り、息抜きをしよう
・食生活が乱れている
→ 暴飲暴食していないか、飲み会を調整しよう
・腸内環境が悪くなっている
→ 栄養バランスが崩れているかも。食事を見直そう
このように「最近この形が続いているから気をつけよう」といった小さな行動が起こしやすくなり、健康維持に役立てることができます。
4)便スキャンの操作とお手入れ

毎日使うトイレでは使い勝手やお手入れの手間も大事な要素です。この章では具体的な操作方法と日常のお手入れ方法について確認していきましょう。
4-1) 便スキャンの初期設定と操作
便スキャンを使うにはTOTOウェルネスとの連携が必要です。アプリインストールから初期設定について具体的には次のような初期設定を行います。
操作①「TOTOウェルネス」アプリのインストール
TOTOの便スキャン機能はスマートフォンアプリ「TOTOウェルネス」というアプリと連携する必要があります。使用するスマートフォン等のモバイルデバイスにアプリをインストールします。
操作➁アカウント作成
TOTOウェルネスをダウンロードしたら指示に従って初期設定を行います。TOTOウェルネスではアカウントを作成し個人の特定とデータの保管を行います。
操作③トイレとペアリング
トイレとスマートフォンをペアリングさせるためには双方の操作が必要です。トイレ側は壁などに設置されているリモコンを操作してスマートフォンとペアリングを行います。
操作④使用者を特定して測定・記録を行う
仕様前にスマートフォンでアプリを起動します。計測を始めるための操作を行ってから便座に座り、排泄すると自動でデータが送られます。
トイレ側のリモコンからも同様に操作が行えます。こちらの場合はあらかじめ登録されている番号を押すことで個人を認識しスマートフォンと連携を開始します。
4-2) ウェルネスアプリの使い方
便スキャンで記録されたデータは、「TOTOウェルネスアプリ」に転送されます。アプリの使い方もシンプルです。
TOTOウェルネスは収集したデータをもとに以下のような処理を行います。
TOTOウェルネスの機能
・計測した日をカレンダーに表示
・便の状態をグラフ化
・1週間・1ヶ月単位のレポートを作成
・収集した情報や経過から気づきとなる情報を提供
TOTOウェルネスが提供してくれる情報を元に使用者は健康管理を行うことができます。
4-3) お手入れ
便スキャンはある程度の汚れには強い設計になっていますが、トイレは日々汚れる場所なのでお手入れも必要です。センサー部が汚れていたり塞がれたりしてしまうと正確な測定ができなくなってしまいます。
便スキャンでは精密なセンサーを使用していますが、お手入れは簡単に出来ます。具体的なお手入れ方法は次のような作業です。
①基本は通常のトイレ掃除と同じ
便器内部のLEDセンサー部分は直接触る必要がなく、水拭きや中性洗剤を使った通常の掃除だけで十分。
➁センサー部を強くこすらない
汚れが気になる場合は、やわらかい布で軽く拭き取るだけでOK。傷の原因になる金属たわしや研磨剤入り洗剤は避けましょう。
③自動洗浄や除菌機能を搭載したモデルもある
便器内の汚れがつきにくく、衛生状態を保ちやすいため、メンテナンスの負担が軽減されます。
TOTOネオレストでは汚れが付きにくく、日々のお手入れがラクになるように設計されています。便スキャンの掃除、お手入れの手間も普段のお掃除とほとんど変わりありません。
5)便スキャンの注意点
5-1) 医療診断ではなく健康チェックの目安
便スキャンは、便の形・量・色を自動で測定してくれる便利な機能ですが、医療診断を行うための装置ではありません。
例えば、
・ブリストルスケールで「硬い」「ゆるい」が続く
・色に変化があり心配
・腹痛が長く続く
といった場合、アプリのデータを参考にしつつも、最終的な判断は医師に相談する必要があります。便スキャンで癌やその他の病気を発見することは出来ません。あくまで日々の変化を知るためのツールとして理解しておきましょう。
5-2) スマホアプリ使用環境が前提
便スキャンで測定したデータは、「TOTOウェルネス」のアプリで管理する仕組みになっています。
「スマートフォンを持っていない」「電源が確保できない」というように、スマートフォンとトイレの通信が行えない場合は便スキャンを使用することができません。
5-3) 設置の注意点
便スキャンはTOTOネオレストの最新モデルに搭載された機能のため、導入にはいくつか注意点があります。
①対応モデルであるかどうかを確認する
全てのTOTOトイレに搭載されているわけではありません。ネオレストの中でも対応していないものが多くあります。対応シリーズが限られていますので、購入前に「便スキャン対応モデルかどうか」を必ず確認しましょう。
➁既存のトイレの形状や配管によっては設置できない場合がある
便スキャンに対応したネオレストを設置できない場合、当然便スキャンも使用できません。
排水の位置、便器のサイズ、トイレのスペースによって、交換できるモデルが変わります。
導入を検討している人は、事前に業者へ現地調査を依頼すると安心です。
③電源が必要
便スキャン搭載モデルは電源制御の為電源が必要です。トイレ内にコンセント等ネオレストが電源を確保できなければ使用することができません。電源がない場合は追加工事が必要になることもあります。
6)便スキャンの価格と設置方法

6-1) 便スキャンは便器一体型
便スキャンを使いたい場合は便器ごと交換が必要です。ウォシュレット便座のように便座など一部を取り付ければ使用できるものではありません。
便スキャン機能はTOTOのウォシュレット一体型 ネオレストに内蔵された専用センサーです。
ネオレストの中でも便スキャン機能を持つモデルと持たないモデルがあります。
TOTOの販売店やカタログ(Webページ)で「便スキャン」「TOTO ウェルネス対応」であることを確認してから購入しましょう。
6-2) )TOTOネオレストの特徴
便スキャンを搭載しているTOTOネオレストの特徴についても確認しておきましょう。
①フチなし形状で掃除がしやすい
ネオレストは便器の内側に縁がないので汚れがたまりにくく、掃除が簡単です。従来のフチ付き便器のようにブラシで届きにくい場所がないため、毎日の清掃が負担になりません。
②汚れが付きにくい「セフィオンテクト」加工
便器表面にはTOTO独自のセフィオンテクトが施されています。セフィオンテクトは尿や水垢、黒ずみなどの汚れの付着を抑え、便器を清潔に保ちやすくしてくれます。
③高機能ウォシュレット搭載
ネオレストのウォシュレット機能は、ただ水で洗浄するだけでなく、以下の特徴があります。
・おしり洗浄・ビデ洗浄の温水コントロール
・水圧や温度、洗浄位置を調整可能
・自動ノズル洗浄や抗菌加工など、衛生面に配慮
・温風乾燥機能や脱臭機能など、快適性も充実
6-3)ネオレストの価格相場
ネオレストと一口に言っても色々な型があり、搭載されている機能や形状にも違いがあります。TOTOネオレストシリーズは便器の中でも高価格帯の高級便器です。
ネオレスト本体価格帯は20万円~70万円代と幅広くあります。機能を最小限に抑えたリーズナブルの型から、機能・材質・デザインまで洗練された高価格帯の型などいろいろな種類があります。
その中でも「多くの型で40万円前後が多い」というのがネオレスト本体の相場です。
6-4)ネオレスト設置の費用
ネオレストを設置する費用は、本体価格に加えて工事費や廃棄費など様々なコストが発生します。特にネオレストはタンクレストイレなので、設置場所の状況によって手のかかる工事になってしまう場合があります。
設置費用は便器本体と込みで計算されることが多く、価格帯はおよそ30万円からが目安です。
便器の交換だけであれば安く済みますが、便器を交換すると壁紙やクロスの汚れが目立つことも多く、トイレ全体のリフォームとなってくると50万円前後が相場になってきます。ネオレストの本体価格によっても変わってきますが一般的なネオレストへの交換費用の目安として30万円~70万円程度が目安となります。
設置やリフォームの費用は内訳が分かりにくいので、2~3社に見積もりを依頼することで適正な価格がわかりやすくなります。
以下に設置費用が変動しやすい要因を挙げておきますので参考にしてください。
工事費用が変動する主な要因
・間取り・配管・給排水環境
・電源工事
・既存便器の撤去・廃棄
・内装リフォームの有無
・施工業者・地域差
7)便スキャンはこんな人におすすめ!

7-1)毎日の健康管理を手軽にしたい人
健康管理を続けたいと思っても、「毎日記録するのは面倒…」「続かない」という悩みはよく耳にします。
TOTOの便スキャンはトイレを使うだけで自動的に便の状態を測定し、アプリに記録してくれます。手軽に続けられるので健康習慣にしやすくなります。
便は体調のサインが表れやすく、食事・睡眠・水分量などの影響がすぐに出ます。
毎日のデータが蓄積されることで、「最近水分不足かも」「食物繊維が足りていないかも」など、小さな体調変化に早く気づくことができます。
忙しい社会人や、健康を意識しはじめた中高年にもぴったりの機能です。
7-2) お腹の調子が気になる人
便秘や下痢が続いている人、お腹が張りやすい人、腸の調子に不安がある人にも非常に心強いツールです。
便スキャンは、
・便の形
・色の変化
・量の増減
といった重要なポイントを毎回自動で記録します。
「なんとなく調子が悪い」ではなく、どんな状態の日が続いているのかを客観的に把握できるようになります。
分かりやすくデータ化された便の状況を知ることで、不調の原因や対策方法を考えることができます。
日・週・月ごとのグラフを見れば、便秘の周期や食生活との関係も分かり、腸活にも役立ちます。
7-3) 病気や高齢の家族がいる
病気療養中の家族や高齢の家族がいる場合、便スキャンは日々の体調変化を見逃さないための“見守りツール”として大きな助けになります。
特に、高齢者や持病のある人は、便通の変化が体調悪化の初期サインとして現れやすいため、毎日自然に記録できる仕組みはとても有効的です。
活用例
・便秘や下痢の頻度が増えていないか
・排便間隔・周期はどれくらいか
・便の量が急激に変わっていないか
このような変化は本人でも自覚しづらく、介助する側の家族も把握が難しいところです。
便スキャンなら、数値化・可視化されるため、小さな変化にも早めに気づくことができます。
また、プライバシーを保ちながらデータを共有できるため、
・離れて暮らす家族の見守り
・介護者の負担軽減
・医療機関への相談時にデータをそのまま提示
といったメリットにもつながります。
「無理なく続けられる健康管理」が必要な家庭ほど、便スキャンは大きな価値を発揮します。
8)まとめ
TOTOの便スキャン機能は、便の形・量・色をブリストルスケールなどに基づいて便を自動測定し、スマホアプリで手軽に管理できる健康サポート機能です。
毎日の排便情報から生活習慣や腸内環境の傾向を把握できるため、健康管理を習慣化したい方や高齢者の見守りの補助としても役立ちます。
医療診断ではありませんが、食事・水分・運動の改善の目安として活用でき、日々の生活に小さな変化を取り入れるきっかけとして最適です。
トイレをリフォームするタイミングで健康についても興味のある方は、TOTOネオレストの便スキャン機能を検討してみましょう。
川木建設リフォーム部ではトイレリフォームをはじめ様々なリフォームに関するご相談を承っております。リフォームで疑問やお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。