＜施工前＞

＜施工後＞

キッチンはリクシル製システムキッチン「リシェル」にしました。

今までなかったビルトイン食洗機や、お掃除しやすいレンジフード、スライド式の引き出しキャビネットなど、お客様のご要望にあった、素敵なキッチンになりました。

また、タッチレス水栓（手を差し出すだけで水が出ます）、ビルトイン浄水器（いつでもキレイなお水が飲めます）、表裏二面タイプの吊戸棚（キッチン側とダイニング側の両方から取出し、収納ができます）といった便利な機能も気に入っていただけました。

スライド式の引き出しキャビネットは、少しの力で楽に引き出すことができ、たっぷり収納できますので、キッチンをリフォームされる方には、特にオススメの製品です。

＜施工中＞

寒かった部屋を暖かくするため、LDKに温水式床暖房を設置しました。写真は、キッチンとダイニングの床暖房パネルを貼ったところです。床暖房のパネルが入っていない場所はキッチンが設置されるところです。

床暖房のメリットは、輻射熱によって部屋全体が温まることです。床面から放出される熱は、天井や壁に向かって上昇するため、室内の空気を循環させることで無駄なく温めることができ、エアコンを使用しなくても快適に冬を過ごすことができます。

床暖房には、「温水式」と「電気式」があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

【温水式】
《メリット》
・電気式に比べてランニングコスト（電気代・ガス代）が安い
・立ち上がりのスピードが早い
・低温やけどをしない
・複数の部屋に床暖房を設置する場合、熱源が一つで済む

《デメリット》
・イニシャルコスト（購入費用）が高い
・局所的な設置には向かない

【電気式】
《メリット》
・イニシャルコスト（購入費用）が安い
・局所的な設置にも向いている

《デメリット》
・温水式に比べてランニングコストが高い
・温度ムラが発生する可能性がある

上記のメリット・デメリットを比較して、温水式床暖房を選択・設置しました。

部屋を暖かくするため、天井・壁・床・開口部に断熱工事を行いました。

＜施工前（天井）＞

＜施工後（天井）＞

天井は吹付断熱を行いました。

吹付断熱のメリットは以下があります。
・施工性が良い
・気密性高い
・結露、カビが発生しにくい

また、大きなメリットとして、「屋根断熱ができる」ことがあります。
天井断熱だと屋根裏・小屋裏に熱がこもってしまいますが、屋根断熱だと熱が屋根で遮断されるので熱がこもりにくく、暑い夏でも過ごしやすくなります。

＜施工後（壁）＞

壁面は、吹付断熱ではなく、コストと性能のバランスを考えて高性能グラスウールを入れました。

＜施工中（サッシ）＞

一番熱が逃げやすい開口部を遮熱式複層ガラスを入れた高断熱サッシに入れ替えました。

遮熱式複層ガラスを入れた高断熱サッシのメリットは、以下があります。
・断熱性が高い（冷暖房効率が高くなり、光熱費が安くなる）
・防音性が高い
・UVカット
・結露しにくい

また、シャッターをつけたことで防犯性が高まりました。

＜施工後（玄関）＞

この家の断熱性と快適性を高めるために、玄関ドアにもこだわりました。断熱通風付き玄関ドアにより、高い断熱性を維持しながら、自然の風がほしい時は玄関ドアを開けずに家の中に風を取り込むことができます。

＜施工後＞

お客様は階段が急勾配のため昇り降りする時にいつも怖い思いをしていました。さらに、高齢になった時の転倒事故を考えると今から安心できませんでした。土地柄2階東側の日当たりが良く、これから先も安心して2階を活用できる方法をお探しでした。

そこで川木建設が提案したのは「ホームエレベーター」です。

ご提案したパナソニック製ホームエレベーター『1608ジョイモダンS200V』の特長は、以下の通りです。

・省スペース：タタミ一畳サイズの押入れにおさまる横長設計
・省施工：業界最小ピット深さ200mmあれば施工可能
・省エネ：月々の電気代約440円（税込）

フルリフォームで中古住宅にホームエレベーターを設置する場合に気になる家の強度ですが、最上階の梁を耐荷重500kgに耐えられるように補強することで施工可能となります。

ホームエレベーター本体のメーカー希望小売価格は300万3千円（税込）、参考据付費46万2千円（税込）となっております。（木造住宅の場合）

＜施工前＞

＜施工後（右が外部）＞

元々は、吹きさらしのベランダだった場所に、天井・壁・窓をつけて、ランドリールームとしました。

ランドリールームとなったことで、

・雨、強風の日でも天候を問わず洗濯物を干せる
・急な雨が降っても洗濯物を気にせず、すぐに取り込む必要がない
・「干す」「取り込む」「たたむ」「アイロンをかける」を1ヶ所で効率的に行える
・ホコリや花粉、PM2.5などの化学物質を避けながら気にせず干せる
・ユーティリティルームとして収納もできる

のようなメリットが生まれました。

＜施工前＞

＜施工後＞

リフォーム前は門扉が玄関の正面にあり、アプローチの距離が短く、急な階段となっておりました。そこで、門扉の位置を変更することにより、アプローチの距離を長くすることで階段の高さを緩くすることができるようになりました。

外構の全体イメージは、いくつか外観パース（イメージCG）を見ていただき、お客様のご希望で和モダンな外構となりました。

＜外観パース＞