早川喜久男
担当:住宅リフォーム
皆さんこんにちは。季節は秋と言いながらも暖かい日が続いております。巷でも、秋という季節が無くなってしまうのではというお話もちらほら出ている今日この頃ですが、皆様どうお過ごしですか。
今日は今すぐのリフォームという観点だけではなく、新築住宅を建ててから長い資産価値を求めたいお客様に向けたお話をしたいと思います。
皆様はSE工法という言葉を聞いたことがありますか。
SE工法は、1995年の阪神・淡路大震災で多くの木造住宅が倒壊したことを教訓に、全ての木造住宅で1棟1棟構造計算を行い、安心・安全な木の家を普及させるために生まれました。
在来工法の大きな弱点は、柱と梁の接合部です。部材をつなぐために「ほぞ」という穴加工を施しますが、断面欠損が大きく、接合部に強い力がかかると柱や梁が外れたり折れたりする恐れがあります。そこでSE工法では、接合部に断面欠損の少ない独自開発された「SE金物」を使用。木のしなやかな強さに金物の剛性が加わることで、木造でありながら堅牢な構造を作り上げることができるのです。また、在来工法は、耐震性を確保するために耐力壁を多く配置する必要がありますが、SE工法では、在来工法の壁に比べて3.5倍の強度を持つ耐力壁を採用することで壁の量を減らしつつも、開放的でありながら高い耐震性を実現できるのです。
これからの時代は良い品を長く使い続ける時代でもあります。長く使い続ける時代だからこそ、ご家族様のライフスタイルの変化に対応し、それに伴った必要な部屋数、各部屋の使い方、大規模な間取り変更によるリノベーションにも対応できるSE工法を採用することが20年後の資産価値の下がらないリフォームに繋がるのではないかと思います。
気になった方はぜひ川木建設住宅事業部までお問い合わせください。