早川喜久男
担当:住宅リフォーム
皆さんこんにちは。毎日暑い日が続いておりますが体調を崩されてはいませんでしょうか。どうぞご自愛ください。
今日は建物の年代からわかる簡単な耐震基準をお伝えします。
まずご自身の家の建築年月日を確認してください。年代別では大きく3つにわけることができます。
①~1981年5月⇒旧耐震基準の住宅 大地震(震度6程度)で倒壊する危険性が高い
②1981年6月~2000年(5月)⇒新耐震基準の住宅 注意が必要
③2000年6月~⇒現行耐震基準の住宅 おおむね安心
以上のように分類できます。
築22年以上(2000年5月以前に建てられた)の住宅は、厳密には現行の基準を満たしていません。
耐震診断でご自宅の耐震性能を確認することをおすすめしております。
因みに2016年の熊本地震では、木造住宅の内、旧耐震基準の住宅は約46%、新耐震基準の住宅も約20%が倒壊、崩壊
大破などの大きな被害を受けました。無被害の住宅は、2000年以降に建てられた現行耐震基準の住宅では60%以上だったのに対し、
新耐震基準の住宅は約20%、旧耐震の住宅ではわずか約5%しかありませんでした。