スタッフブログ

齊藤遼
担当:住宅リフォーム

今年の補助金事業が終了へ、そして新制度「みらいエコ住宅2026」へ

こんにちは。
12月も半ばを過ぎ、街のイルミネーションが一層華やかになってきましたね。
空気が澄んでいる分、冬らしい冷え込みも本格化してきました。
年末は何かと忙しく、体調を崩しやすい時期でもありますので、どうぞ皆さんも暖かくして過ごしてください。
さて、今年も残りわずかとなりましたが、国が進めてきた住宅リフォーム関連の補助金事業もいよいよ終わりを迎えます。
「子育てグリーン住宅支援事業2025」
「先進的窓リノベ2025事業」
「給湯省エネ2025事業」
「賃貸集合給湯省エネ2025事業」
これらの制度は、いずれも 2025年12月31日 をもって申請受付が終了となります。
現在、対象となる工事を進めている方は、申請期限に間に合うようにリフォーム会社や施工業者としっかり確認を取りながら進めることが大切です。
年末の慌ただしい時期だからこそ、うっかり申請を忘れてしまうことのないよう注意したいですね。

2026年度から新しい補助金制度がスタート予定

そんな中、2025年11月28日に閣議決定された来年度予算案では、住宅の省エネ化をさらに後押しする新しい補助金制度が盛り込まれました。
その名も――
• みらいエコ住宅2026事業
• 先進的窓リノベ2026事業
• 給湯省エネ2026事業
• 賃貸集合給湯省エネ2026事業
名称だけを見ると、今年の制度と大きな違いはないように感じるかもしれません。
実際、「子育てグリーン住宅支援事業2025」が「みらいエコ住宅2026事業」へと名称変更され、その他の事業は西暦が更新された程度です。
ですが、そこには国の狙いが込められています。
「子育て」という言葉が外れたことで、対象がより広い世帯へと拡大され、省エネ住宅の普及を一層進めたいという意図が見えてきます。
つまり、子育て世帯だけでなく、幅広い層が恩恵を受けられる制度へと進化しているのです。

補助金額の見直しと制度の特徴

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国土交通省HPより制度の概要を抜粋

新制度では補助金額の見直しが行われ、全体的には縮小傾向にあるようです。
ただし、リフォーム支援については 築年数が古い住宅ほど補助金上限が高くなる仕組み が導入される予定です。
これは、古い住宅の省エネ性能を底上げすることで、社会全体のエネルギー効率を改善する狙いがあるのでしょう。
さらに、各事業を組み合わせて併用できる仕組みも検討されているとのこと。
例えば「窓の断熱リフォーム」と「給湯器の省エネ化」を同時に行うことで、より大きな補助を受けられる可能性があります。
総事業予算も増額されているため、対象者が広がり、より多くの方が補助金を活用できる見込みです。

申請開始は2026年3月頃の予定

現時点で分かっている情報では、対象となるのは 2025年11月28日以降に着工した新築・リフォーム。
申請受付の開始は 2026年3月頃 と見込まれています。
まだ詳細はすべて明らかになっていませんが、制度の枠組みが固まり次第、国土交通省などから正式な情報が発表されるでしょう。
リフォームや新築を検討している方にとっては、来年以降の計画を立てるうえで重要なポイントになります。
特に「いつ着工するか」「どの工事が対象になるか」といった条件は、補助金を受けられるかどうかを左右しますので、最新情報を常にチェックしておくことが大切です。

まとめ:補助金制度を賢く活用しよう

今年の補助金事業は年末で終了しますが、来年からは新しい制度がスタートします。
名称は似ていても、対象範囲や補助金額の仕組みには変化があり、より多くの世帯が利用できるようになっています。
省エネ住宅は、光熱費の削減や快適な住環境の実現につながるだけでなく、地球環境にも優しい選択です。
補助金制度を上手に活用することで、負担を軽減しながら理想の住まいづくりを進めることができます。
今後も詳細が発表され次第、最新情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてみてください。

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